イオラニ宮殿での宣言!

2016年8月21日、イオラニ宮殿の前はネイティブハワイアン達とマスコミ、見物人で溢れた。しかし当初の予定とは異なり、規模はやや小さなものになった。これには理由がある。
この半年前にバンピー元首はハワイ先住民族の公的組織OHA(Office of Hawaiian Affairs)が所属するハワイ最大の公的組織AHAから離脱、現地ではこれもニュースになった。

アメリカナイズされてしまった団体ではハワイの実質的な独立はできないというのが役員の一人としてAHAに携わってきたバンピー元首の立場。彼の考えはこうだ。

AHA自体がアメリカの思惑で作られた組織であり、所属するハワイアンももはやアメリカ的発想に染まっている。となれば仮に独立しても間違った基盤の上に作られることになる。それは本当のハワイにはならない。

本来のハワイを復興させなければ全く意味がない。バンピーの想いと主張は常に一貫している。

8月21日当日はフランシス・ボイル弁護士も参加。

バンピー元首はハワイの独立について宣言した。

カメハメハ大王の像の前でこのネイティブハワイアンを先導したのがカメハメハ大王七代目末裔バンピー・カナヘレであることにある種の感慨を覚える。

大きな希望を感じたネイティブハワイアン達も多かっただろう。本当にバンピーが成し遂げたいこと。ハワイの独立とはバンピーの中だけにあるイメージなのかも知れない。しかしいつか他のネイティブ達もその完成形を目の当たりにした時、大きな理解とバンピーの本当の思いを理解するはずだ。ハワイはひとつ。その思いを、である。

N.Yでの国連会議で発言!

2017年4月24日から5月5日まで、ニューヨークで国連の第16回『先住民問題に関する常設フォーラム(UNPFII)」が開催された。テーマは『先住民族の権利に関する国連宣言10周年:宣言を実施するための措置』。

この日、ハワイ独立自治国・Nation Of Hawaii(ランド・オブ・アロハ)代表として国家No.2であるブランドン・マカアワアワ氏が出席。

「私たちハワイ国は、多くの共通する問題の解決策を見出しました。ハワイ国は先住民族とその国々に 共通する問題について、実用的な解決策を確立し、社会的・経済的および民族的進歩を守り取り戻す ために活動しています。」

この日のブランドン氏の発言は国連のサーバーの中に記録として永久に残るものだ。

ブランドン氏は言う。
「『恐れ」に支配されているのが今の世界。しかしそこには世界平和の希望があります。
その希望を『アロハ』といい、今日もハワイの人々の中に生きています。」

今後、ランド・オブ・アロハは他の先住民族や加盟国との対外関係に取り組む。そして米国内に存在する本当の障壁について知らせるためのプラットフォームとして今後も国連を活用していく。

平和への道はたった一つ。

今までも何かに対して戦っていると言う意識はないんだ。常に前に進んでいるだけ。問題が現れたら?それ以上に前に行くだけだよ。ずっとそうしてきた。

バンピーは祖父をおぶっては転び、立っては進むをあきらめずに繰り返した子供時代と何も変わってはいない。

平和への道は一つしかない。そして正義への道はアーチになっていると言われるけど、私の道はすべて真っ直ぐなんだ。障害が現れたら?私はソーリーと言いながら前に進むね。余分なことを言う時間もないよ(笑)。

アメリカへの功績。

我々の活動はアメリカの政治にも役に立てたと思っているんだ。なぜなら二十数年前のあの時にこの運動をやっていなかったら、もっとホームレスが増え、トラブルや犯罪が増えたはずだから。

これまでの困難も全ては平和貢献となって結果に表れている。そしてバンピー達も美しい自然に囲まれたこの地を手に入れることができた。

2017年11月にはバンピー元首とランド・オブ・アロハのこれまでの歩みや取り組みがワシントンポストにも 掲載された。

https://www.washingtonpost.com/

ここでは大地が生きていることを感じることができる。空気は動いていて、すべてが呼吸し、共鳴し合っている。あなたがここに来れば、あなたの心と体と魂もここに共鳴するだろう。
あなたも万物のひとつだ。ここでは偉いも金持ちもない。万物は皆同じだ。

魂が共鳴し合う場所、そして世界平和を約束した場所として、このランドオブアロハがあるのだ。

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