運命の出会い。

土地の返還から18年が経ったが国作りはなかなか進まない。
そんな状況下でバンピーは運命の出会いを果たす。バンピーが全幅の信頼を寄せる日本人、ジェナ・クローリーである。

ジェナはアイルランド系アメリカ人の父と日本人の母を持つ。ハワイと日本に多大なる人脈を持ち、事業家として自身が経営するホテルやエステクリニックは世界の多数のセレブ達からも絶大な信頼を誇る。

ビレッジを訪れたジェナの目に映ったそこは、まだまだ手つかずな土地。最初はバンピーとも揉め事だらけ。全てわからないことばかりだからだ。

ある時、バンピーとジェナが福島の地震の話をしていた時のことだ。

I’m so sorry…
いきなりのバンピーの謝罪の言葉に戸惑ったジェナは理由を聞いた。

日本で起こる様々なことは、自分にも起こることがたまたま日本に出ているだけだ。万物は繋がっている。全て私の責任だ。だから日本に謝りたい。

ジェナはバンピーの言葉に心底驚き、彼の素晴らしい人柄に感動した。

世界平和への誓い。

最初彼は様々な怒りを持っていたの。でも怒りは何も生まない。ならばその怒りを別の力に変えられないかしらって話したの。

Love of country.” バンピーが常々口にしてきたこの言葉を、ハワイだけでない”World Peace”=世界平和へと広げ、発展させる方向に二人の思いは一致する。

ここを『ランド・オブ・アロハ』と呼び、世界平和の約束の場所にしよう。そして世界平和に向けた様々なプロジェクトをここから発信していこうとジェナと誓ったんだ。

嫌なことを言い続けてもよくならない。ならば嫌なことをすべてバネにして前に進む。
これが世界平和への道の第一歩になった。

日本は沈むことのない特別な国、LAND OF RISING SUN(日出ずる国)なんだ。
先祖の墓である聖地ヴァヒパナも日本に習い、真東を向いている。

神様についてもハワイは「マナ」。万物全てに神が宿るという考えだ。
「自然の中の私。あなたの中の私」と、すべてをひとつで考える一元論。
一方で日本は神道、八百万の神がいると考える。
日本とハワイは形は違えど似ているのかもしれない。

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